マイナンバー借金ばれる?【家族や会社にばれない方法!】
この記事の目次
マイナンバーで家族に借金バレない?【バレるのはなぜ?】
10月から開始されたばかりの「マイナンバー制度」ですが、まだまだ知らない決まり事やメリット・デメリットがあるかと思います。
今回はマイナンバー制度によって借金が家族や会社にバレないか、銀行のローン審査などは変わってくるかなどの不安のある方へ役立つ情報をお伝えします!
マイナンバーが導入されることのメリット・デメリットって?
本題に入る前に・・・マイナンバーが導入されることにより色々便利になるという漠然とした情報だけが飛び交っており、実際にはどの辺りが便利になるのかわかりませんよね。メリットデメリットを復習してみましょう。
◆メリット
・公平な社会の実現化
・行政手続きの効率化
大きく分けるとこのようになります。
個人の所得、納税状況などの情報を一元化することで、個人としては確定申告や保険、年金手続きなどの行政手続きが簡素化されます。
それに従い国でも行政機関や地方公共団体が連携して実施してきた個人情報の名寄せ作業や照合作業、転記作業などが簡素化され業務の効率化、活性化が図れます。
また行政情報が整理されますので、近年問題になっている年金の不正受給問題なども解消されると言われています。
便利になる一方、デメリットもあります。
◆デメリット
・利用用途の混乱によるトラブル
・追徴課税の可能性
・各企業のマイナンバー対応へのコスト
ぱっと考えられるだけでもこのくらいあります。
国の大きな施策ですので、多少のデメリットは承知だとは思いますが、早速世間ではマイナンバーを巡って詐欺事件などが起きているのも事実です。
マイナンバーと個人の情報と紐付けば紐づくほど流出してしまったときのリスクは大きいといえますね。
マイナンバーで借金がバレる!?
便利になると謳っているマイナンバー制度ですが、導入後は様々な金融やサービス事業と連携し、個に紐づくものは何でもマイナンバーにという考えになりそうですね。
それがいいのか悪いのかはさておき、中には借金情報までも紐づけれられてしまい、それが身内や会社にばれてしまうか心配な方がいるかと思います。実際どうなのでしょうか。
その真偽は…答えは「NO」です!
ほっとしましたでしょうか。
マイナンバー番号自体は会社に提出することはあるかと思いますが、第三者が内容を知ることはできません。
そもそも借金や消費者金融の借り入れ情報などと紐づくことはまずないと考えていただいて大丈夫です。
ただし、間接的に借金がバレてしまうケースがあると考えられます。それは納めるべき税金を納めていない場合です。
税金未納 → 国からお叱り →勤務先へ通知というような流れから、会社から「なぜだ」と問われ借金がバレることがあるということです。
マイナンバーと銀行口座は紐づくの!?
将来銀行から融資を受けたり、ローンを組んでもらおうと考えている人にマイナンバーとの紐づきについて教えます。
結果から言ってしまいますと現法案では「NO」です!
マイナンバーと銀行口座の紐づけは行われません。
ただし、あくまで現状はというところがポイントです。
というのも起案当初ではこの紐付けは行われる予定でしたが、日本年金機構の情報流出もあり、 「個人情報」の重要性が見直され一旦見送りといった状態になっているのです。
当初の法案では2018年から任意で銀行口座との紐付けを開始するとのことだったので、今後の注目するポイントの1つだと思います。
カードローン審査は厳しくなる?!
マイナンバー導入により、消費者金融、地銀や都市銀などのカードローン審査が厳しくなるか気になりますよね。
ハッキリ言いますが、ルール改定があるかは現状「わからない」というのがホントのところになります。
どのカードローン審査でもCIC、全国銀行個人信用情報センター、 JICCを経由して個人信用情報を取得し、借金情報、支払い状況などを紹介してそれにより可否を判定しています。
この根っこの部分は今後も変わらないかと思います。
しいて挙げるのであれば、厳しくなるかもしれないという点でマイナンバーと各種納税が紐づくことにより、納税情報もチェックポイントになり、税金未納→ブラックリスト→審査通らずといったパターンも発生するかと思います。
特に地銀、都市銀については元より審査のハードルが高めで、新たなルールが追加される可能性は大いにあるといってよいでしょう。
もしカードローンの審査が厳しくなったら・・・
ただでさえ借金があり、手が回らない・・・こんな状態で今後法改正などがあり、カードローンの審査が厳しくなった場合どうすればよいでしょう。
借り手が気になるところに焦点を置いてみると…
・審査の際、会社への在籍証明が必要な点
この点は避けたいけど避けれない鬼門ですね。
マイナンバーとの絡みでこのあたりのルールが強固になる可能性があると考えると恐ろしいですね。
では、何か抜け道はないのでしょうか・・・現在のルールで将来的にも使えそうな抜け道を挙げてみましょう。
■①に対しての抜け道
・おまとめローンを利用する
おまとめローンは、複数の金融機関からの借り入れ分を1本化できるサービスになります。
債務整理にもなりますので、返済金額の負担をきちんと考えて利用すれば効率的に返済することができます。
おまとめローンを利用する際に場合によっては追加で借り入れできることもありますので、利用してみるのもよいでしょう。
■②に対しての抜け道
・バンクイックTV窓口を利用する
・会社バレのない金融機関を探す
まずバンクイックTV窓口ですが、三菱UFJ銀行のサービスで審査が早い、低金利という良い点があります。
在籍確認があるものの、「三菱UFJ銀行」を名乗り、借金というキーワードは一切だしません。
消費者金融の名前を出されるよりも印象がいいのは明確ですね。
また消費者金融の中には事情を話し、免許証、給与明細、保険証、社員証など在籍が明確に証明できるもの提出すれば審査をパスできることもあるみたいですので、探してみるとよいでしょう。
最後にマイナンバーは今後数年に掛けて金融機関だけでなく、さまざまなサービスと連携される予定です。
ひょんなことから借金がバレてしまうなんてこともあるかもしれませんので、自分にとってどのような影響があるかを考え、マイナンバー制度の今後の動きに注目しましょう!